2015-01-01から1年間の記事一覧
細かな違和感や、不安感を積み重ねて、最後に爆発させる演出や、 社会不適合者の楽園⇒日常のかけがえのなさへの回帰といった結末は、今までのゾンビ映画と比べても特筆するものでもない。 アニメ版の脚本プロデュ-スがニトロプラス(エロゲから始まった会社…
”ソ-ドア-トオンライン”は主人公が学生、ヒ-ロ-、ゲ-ムに現実世界と同じ程度の価値をおく。 対して、”オ-バ-ロ-ド”は、主人公が社会人、悪役、ゲ-ムに耽溺しながらも何処か冷めた視点維持し続ける。 辛いな。
情念によって髪が伸びるという表現は何処発祥なんだろうか、歌舞伎あたりかな?怖い話にもよくあるし、髪伸び人形とか。 ”ドラゴンボ-ル”なんかは、宮崎駿と同じで動物の威嚇、恐怖や怒りを感じた時の鳥肌、毛の逆立ちから来ていることは何となく分かる。 …
原作について、 設定、 キャラクターの作り方の一つとして、実在する人物や、伝説上の人物に想像を肉付けするというやり方があるが、それを大胆に設定に取り込んでいる。 ”fate”では、人類の長い歴史のなかで語り継がれてきた物語、英雄を使う。 英雄の物語…
背景がいい。 自然に帰りつつある町並みの退廃と吸血鬼の住む世界の闇、どちらも詩情がでていい。 風景は、寧ろ吸血鬼の美しさを増し、人類は世界の片隅で生きていくのがふさわしいと思わせる。 大きな鉄のパイプや、広い空間表現、デカイ宗教的な建物とかは…
人間程度の認識力では、他人を正確に理解するのは不可能、それでも分かり合おうと努力する。 主人公倫也(ともや)は、ギャルゲーという”過度に”女(男)を規定するゲームのファン。勢い余って、倫也はギャルゲーの自主制作に着手。そのヒロインに”普通の女…
来るところまで来たんだなと思う。少年バトル物、一つの到達点。 このアニメを見てると、なんだか物凄く駄目な気がする。人として、終わってしまうような。 強敵の前フリ、溜め(じらし)の演出を過度にせず、過去のアニメ、マンガ的記憶からの引用や「絶対…
業界物、職業物ってのは、単純に好奇心が満たされて面白い。 日本のアニメ業界の内部を自らが描いた作品で、それなりの信憑性はあるだろう。かなり厳しい現状が見える。 いい年してちゃんと働いた事がないので、よく分からないのだが、起きている問題の多く…
ソーシャルゲーム発のアニメ。 カメラ、人間性、演技、美術などなど、それぞれをどういうふうに演出にするかによって、作品のカラーが決まる。 実写よりで、最近のファンタジーアニメでは、あんまり見かけないバランス。 オタク文化が市民権を得た影響もあっ…
いくら成長したからって、あそこまで気づかないのは無理がある。死んだ母親が意味ありげで、特に意味がない。円盤利権で飯を喰ってる友達がいて、それに反対する友達がいる。おまけに円盤自身の女の子=ノエル。皆互いの考えの違いでばらばらになる。という…