アニメについて、思った事を書く 140130

折角アニメ見てるんで、思った事を書いてみる。

太眉の棺姫

「肯定。これだけ。他に能無し」

世界や社会の大きな流れによって、自分の存在意義を見失ってしまう人々の話ってのは、ずっと描かれてきたし、これからもおき続ける。古くは軍艦島に代表されるエネルギー革命による炭鉱村の終焉、最近の話で言えば音楽業界のコンピューター技術発展によるプロの消失とか、3Dプリンターか。まあアニメ業界もこの流れとは無縁ではないのだろう、かつてディズニーがたどった3Dへの変遷によるアニメーターの失業。この流れは日本のアニメにも着々と進んでいるように見えるしね。彼らみたいに人生の全てをかけたそれが失われた時どうやって生きていくのか。サッカー選手が足を漫画家が手をもがれた時どうやって生きていけばいいのか。そういった人たちの異様さやアンバランスさ、そして崩壊に感動して消費をするエンターテイメントってのもあるんだけどね。

棺を持ち歩き中に銃があるっていう”続・荒野の用心棒”からの引用がみられる。ビジュアル面だけでの引用ならいいけど、用心棒的な話をやっと平和を取り戻した世界でやってしまうと最悪の主人公になってしまいそうな気もするけど大丈夫なんだろうか?取り敢えず2期に期待か。こういうTVアニメって大抵物語りの結末までやってくれないから困る。取り敢えずどういう結末になるか期待だなー。っていう終わり方しかできないよ。

 

銃を撃つと出る魔方陣が格好良い、ただ着弾点にも出るのは駄目でしょ。銃が出てくる映画によくある突っ込みだけど、標的が攻撃を避け易いってのは武器として欠陥品。片言ってのは萌え要素がある。こっちが相手の言いたい事やニュアンス(行間)を汲み取る、 というよりは勝手に想像できるってのがいいんだろうな。