アニメについて、思った事を書く 140130

折角アニメ見てるんで、思った事を書いてみる。

昔見たやつ 1

 

花の恋愛と、子育てのどちらかに、焦点を絞りきれず、どちらも掘り下げが、浅くなってしまった感じ。

山奥に引っ越してきてから、村の人(偏屈なおじいさん)とも、すぐ仲良くなり感慨がない。

子供が狼に変身してしまうという、どこの家庭にでもあるプライベートな問題(特に病気とかかな)といったものを隠喩にして、分かりやすい形で描く事が可能なので、そこの苦労をもっと描いた方がいい。

花についても、若い頃はもっと弱い存在として描いて、息子の雨がいなくなってしまう場面で、それを受け止める、強い花としての落差をつければ、成長を感じ、もっと感動できたと思う。

 

最後まで花の娘、雪が語る形で客観的な視点がない為

ネット上では様々な憶測がある。

http://matome.naver.jp/odai/2138577134989254001

この憶測に則ると、妄想の世界に行ってしまった花

もしくはそれを哀れむ、又は慈しんだり、感謝する娘、という話になってしまうので、どうなのかなーとは思う。(あの年代で、そんな嘘を、まだ信じてるとは思えないので)

(まあそれはそれで、悲しい話としてはいいのか。)

 

 

花の恋愛部分 や、最後の方で息子の雨が、狼になって吠えるところは何かよかった。

子育てが、良くも悪くも終わるっていう、開放感と寂しさがあった。

細田監督の演出は、好きです。

 

 

 

文章が硬い、精進します。もっと感情を乗せられるように。

 

 

おおかみこどもの雨と雪 BD(本編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray]